大阪府高石市と三菱総研DCSは、先進的なICTを活用した地域活性化を目的に、高齢者・障害者支援、教育・文化の推進など幅広い分野での包括連携協定を3月16日付で締結した。
両者は「高石健幸モニター事業」の一環として、介護向けコミュニケーションロボットサービス「Link&Robo for ウェルネス」を活用し、地域の通いの場での介護予防活動の振興と地域の雇用創出に取り組んできた。
Link&Robo for ウェルネスは、レクリエーションのインストラクターや利用者とおしゃべりをするサービス。施設スタッフのレクリエーション運営の負荷軽減に加え、実施記録によりスタッフ間の情報共有をサポートする。
今後は、データに基づく科学的介護予防活動への発展を目指すとともに、障害者支援や教育・文化の推進など、他分野でも連携を深め、地域の包括的な未来社会の創生を目指す。