■身近な感染者が当たり前に
3月に入り、とてつもなく激しい勢いで、感染爆発したオミクロン株もピークアウトの傾向が見られるようになりましたが、第6波は本当に身近なところで感染者が出ました。感染は特別なことでなく、日常になってきていると感じています。
私どもの薬局では1月まで1人の感染者も濃厚接触者も出ていませんでした。2月に入って若い社員の小さなお子さんが感染し…
第14回 コロナワクチンと治療薬の新聞報道って
新型コロナの話になると、全国紙もテレビも冷静さを欠いている(もちろん弊社もだ)。例えば全国紙の場合、平時だったら、1メーカー発のワクチンや薬のニュースがこんなに大きく取り上げられることはない。
■紙面にあふれる企業名
記者は通常、全体のバランスを考えて、1社の情報だけで記事を作らないからだ。経済面や企業面ならまだしも…
床ずれ防止マットレスに抗菌機能 タイカ
介護・福祉用品「αPLA(アルファプラ)シリーズ」を開発・製造・販売するタイカ(東京都港区)は、床ずれ防止マットレス「アルファプラ FⅡ-W」の改良版の取り扱いを…
第19回 東京都の抗体カクテル療法フローは疑問だらけ
新型コロナウイルス感染症は新規陽性者もすっかり下火となって、このまま終息してもらいたいものである。思えば、昨年春の最初の緊急事態宣言のころと比べれば、ワクチン接種も進み、治療の選択肢も増えてきた。
現在、軽症者向けの治療として抗体カクテル療法…
コロナで介護講座の申込者数が増加 SMS
エス・エム・エスが「カイゴジョブアカデミー」の講座申込者を対象に、新型コロナウイルスの影響に関するデータ調査を行ったところ、講座申込者数が前年同期比で約1.2倍だったことが分かった。...
第9回 パルスオキシメーター狂騒曲からの感染者激減
9月30日に緊急事態宣言が解除されました。8月末のデータと比べて、あまりにも様々な数字が急激に減少し、これは何が起こったのか、その要因はどこにあるのか、頭の中は逆のパニックです。しっかり検証する…
若い患者の酸素飽和度に要注意――自宅療養者を往診してわかったこと(上)
インタビュー 菊池亮さん(ファストドクター代表取締役・医師)
――ファストドクターが自宅療養者への往診を始めるようになったいきさつを教えてください。
新型コロナウイルス感染症が国内で流行し始めた2020年2月ごろは、すでに指定感染症(2類相当)と定められていたので、自分たちが臨床にどこまで関わるかは手探りでした。国内の患者はまだ少なく、ほとんどの医療機関が…
第16回 医療不在のコロナ自宅療養は自宅放置である
■これは一体どこの国の話なのか
新型コロナウイルス感染症の第5波は、9月に入って新規陽性者は減少傾向にあるものの、重症者は高止まりし自宅療養者が激増している。そして、自宅療養者の健康観察がなされず急激な悪化が見逃され、亡くなるという、あってはならない事態が相次いでいる。これは一体…
診療報酬の特例措置 コロナ重点機関などは延長
厚生労働省は2020年度診療報酬改定の新型コロナによる特例措置を、コロナ患者受け入れの重点医療機関と協力医療機関、コロナ患者受け入れ病床を割り当てられた医療機関に限り…
ゼロリスクから脱却して若い人を救え
長谷川敏彦さんにもう一度聞く(聞き手・編集部)
■政策転換を実行しやすくなった
――7月下旬以降、全国的に感染者が急増し「第5波」となっています。一方、ワクチン接種は順次進んでいて、感染も下火になるのではと期待していましたが、そうではありませんね。
この問いかけには、2つの誤りが含まれている。まず、急増しているのは「PCR陽性者」であって、これは「今感染している人」と同じではない。それから、ワクチン接種が進んでいるといえるのは…
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