「カイポケ」タブレットが3万台突破 SMS

2021年 7月 6日

 エス・エム・エスの介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のタブレット導入台数が3万台を突破した。

 カイポケはICT活用による業務効率化や財務改善など、介護事業者の経営改善に役立つサービスを提供するクラウドサービス。

 介護事業所運営に必要な記録や介護保険請求に関する業務支援機能、勤怠、求人、会計、ファクタリングサービス、各種備品調達、スマートフォンレンタルサービス、介護業界向けM&Aサービスなど、介護事業者の経営を支援する40以上のサービス・機能を提供する。

 その1つが、今回導入台数が3万台を突破したタブレットで、介護現場で使用することで、記録や情報共有などの業務効率化、働き方改革が可能になる。

 サービスの提供対象となるのは、居宅介護支援事業所、通所介護事業所、訪問介護事業所、訪問看護事業所、通所リハビリテーション、サービス付高齢者住宅/在宅型有料老人ホーム、障害児通所支援事業所、福祉用具貸与・特定福祉用具販売など。

 例えば、居宅介護支援事業所では、外出中でもケアプラン作成や支援経過が入力でき、パソコンに連動。利用者ごとに担当者会議やモニタリングの予定が登録できるので、スケジュール管理も行える。

 通所介護事業所の場合、サービス提供中にタブレットから利用実績のデータを入力すると、カイポケにそのまま記録され、介護保険請求などにも連動する。複数のタブレットから利用者の状況を確認することができる。

 訪問看護事業所については、訪問先で利用実績のデータを入力すると、カイポケに記録され、介護保険請求などにも連動。タブレットで利用者状況が確認できるため、看護師は直行直帰が可能となる。

 レンタル料金は1事業所につき1台目は無料、2台目以降は3000円/月額(税別)。ただし、一部サービスは無料レンタル対象外となっている。

このカテゴリーの最新の記事

このカテゴリはメンバーだけが閲覧できます。このカテゴリを表示するには、年会費(年間購読料) もしくは 月会費(月間購読料)を購入してサインアップしてください。

青梅の総合病院で「ユカリアタッチ」運用開始

 ユカリア(東京都千代田区)が開発・販売する医療従事者向けベッドサイド情報端末「ユカリアタッチ」が東京都青梅市の市立青梅総合医療センターで運用開始した。  ユカリアタッチの主要機能のひとつである「電子化ピクトグラム」は、患者の安静度や禁飲食、アレルギー情報や医療・看護上の個別注意事項などを分かりやすいイラスト記号として表示することにより、医療従事者間 の円滑な情報共有に貢献する。...

訪問向けスケジュール管理ソフトの機能を向上

 訪問看護・訪問介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を展開するCareMaker(東京都中央区)は、ケアプラン・サービス計画の管理機能をアップデートした。  事業所における月末・月初のサービス計画更新業務を効率化するとともに、計画に対して訪問予定の割り当て状況の確認を容易にし、抜け漏れ防止にもつながる。  訪問看護・介護サービスは、業務特性上、ケアマネジャーから毎月サービス計画の共有と、それに伴う更新に加え、計画通り予定が登録できているかどうかの確認作業が生じる。...

重心・医ケア児者の母親が働くカフェが完成

 社会福祉法人「あいの実」(仙台市)は、重症心身障害や医療的なケアを必要とする子を持つ母親が社会参加できる環境づくりを目指し、クラウドファンディングを活用してカフェを建設した。  建設に際しては、READYFORによるクラウドファンディングで223人の支援者によって約400万円が集まった。今後、カフェでの就業訓練やプレ・オープンなどを経て、4月に正式オープンする予定だ。  重症心身障害児者・医ケア児者の家族は「普通の暮らし」からほど遠く、特に医ケア児の母親の就労機会は非常に限られている。...

「HitomeQ コネクト」と「ケア樹」が連携

 コニカミノルタQOLソリューションズとグッドツリーは、介護施設向け総合コミュニケーションツール「HitomeQ(ひとめく)コネクト」とクラウド型介護ソフト「ケア樹(けあき)」の連携を開始する。このサービスに関する無料ウエブセミナーを1月30日(火)午後2時から開催する。
 
 HitomeQ コネクトは介護サービス事業所が行う、家族への一斉連絡や面会予約管理、文書送付・同意取得、安否確認など、さまざまなコミュニケーション機能を備えた総合アプリケーションである。
 
 全国300施設以上の介護事業所に導入され…

災害対策支援にキャンピングカーを貸与 JRVA

 日本RV協会(横浜市、JRVA)は石川県珠洲市からの要請を受け、能登半島地震の災害対策支援のため、会員企業のキャンピングカー数十台の貸与を決定した。  これらのキャンピングカーにより、被災地の復興を担う自治体職員と全国各地からの応援職員の宿泊場所となる「RVパーク村」を珠洲市内に設立する。最大120人を対象とし、期間は1~3カ月。今後、他の市町村にも拡大する予定だ。...

1週間無料でお試し購読ができます  詳しくはここをクリック

新着記事は1カ月無料で公開

有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題

*1年間は1万1000円(同)

〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料

【アーカイブ】テーマ特集/対談・インタビュー

コラム一覧

【アーカイブ】現場ルポ/医療介護ビジネス新時代

アクセスランキング(5月6日-12日)

  • 1位
  • 2位
  • 3位 90% 90%
メディカ出版 医療と介護Next バックナンバーのご案内

公式SNS