diffeasy(ディフィージー、福岡市)は4月7日、在宅医療専用スケジュール管理ソフト「CrossLog(クロスログ)」を発表した。同社サービスページ(https://crosslog.life/)にアクセスすることで、3カ月間無料で試用できる。
これまで紙やExcelでスケジュール管理していたものが、クロスログの訪問診療カレンダーなら、1つのツールで管理できる。医師の予定や患者のデイサービスなどの予定を、システムで自動チェックすることにより、チェック時間を削減する。
作成したスケジュールを、患者や医療機関などに向け分割作業して印刷していたカレンダーも、クロスログの画面からさまざまな形式でExcelによりダウンロードできる。これにより、従来手作業で行っていた作業が減少する。Excelでのダウンロードなので、任意の修正が可能だ。
さらに、グーグルマップと連携し、患者宅の地点を登録することで、一日の移動スケジュールや経路が一目瞭然になる。次の移動までの移動時間が実際のスケジュールと合わない場合、アラートを出すので、無駄のない時間管理が行える。
訪問診療や訪問歯科、訪問看護、訪問薬局などの在宅医療業界では、スケジュール作成に労力と時間を要することが課題の1つとなっている。
同社ではクロスログを通してこの課題を解決し、医療従事者が1人でも多くの患者と接する時間を増やすことを目指す。