日本郵政と東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター、大塚製薬は、「運動による老化時計の制御」に関する共同研究の契約を締結した。
「DNAメチル化老化時計(老化時計)」を活用し、1人ひとりの「生物学的老化度」を科学的に可視化する。
血液からDNAを抽出し、加齢に伴うメチル化パターンを解析することで、被験者個々の生物学的老化度を測定する。
具体的には、運動習慣のない中年層(約15人)を対象とし、3カ月間の中強度有酸素運動や高強度インターバルトレーニングを相対的な運動強度で実施する。
運動介入の前後で「老化時計」により定量化された生物学的老化度を比較するとともに、体力・認知・心理などの健康指標と生物学的老化度との関連も分析する。
運動介入群に加え、運動介入を行わない運動習慣のない中年層(約15人)を対照群として比較する。
共同研究は東北大学で行い、同大が全体の統括と研究実施を、日本郵政が被験者の運動介入前後の体力指標の測定を、大塚製薬がその他の生理学的指標の分析を担当する。
個人ごとの生物学的老化度を測定し、その結果に基づいて運動による改善を目指すという、世界の先端研究機関でも注目されている取り組みを、日本国内で初めて先進的に実証する。