訪問向けスケジュール管理ソフトの機能を向上

2024年 2月 2日

 訪問看護・訪問介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を展開するCareMaker(東京都中央区)は、ケアプラン・サービス計画の管理機能をアップデートした。

 事業所における月末・月初のサービス計画更新業務を効率化するとともに、計画に対して訪問予定の割り当て状況の確認を容易にし、抜け漏れ防止にもつながる。

 訪問看護・介護サービスは、業務特性上、ケアマネジャーから毎月サービス計画の共有と、それに伴う更新に加え、計画通り予定が登録できているかどうかの確認作業が生じる。

 利用者ごとに担当のケアマネジャーから受け取るサービス計画の更新作業を行ったり、計画と予定を確認しながら抜け漏れがないかをダブル・トリプルチェックしたりするなど、複数のツールにまたがる非効率・煩雑な管理をしなければならないという課題がある。

 そこで、同社ではこうした本来的なケアとは関係のない付帯業務を省力化できるサービス計画管理の大幅なアップデートを行った。

 当月のサービス計画をエクスポートでき、翌月のサービス計画に応じてエクスポートしたExcelをまとめて更新の上、インポートすることで情報を一括更新できるため、1件ごとに入力する手間を軽減できる。

 また、サービス計画が訪問スケジュールに予定として割り当てられているかどうかのチェックが容易になる。「未割当」などアラートを出力するほか、計画と予定を一覧表示することで、差分を可視化できる。

 さらに、1カ月のサービス計画と予定の管理のほか、1カ月の利用者単位とスタッフ単位の予定表示もできるため、利用者やスタッフへの予定配布や共有もサービス内でより見やすくなった。

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 同病院では2020年4月から全職員300人がチャットワークを利用しており、22年11月に医療・看護体制の見直しに際し、チャットワークの利用方法をアップデートし、申し送りなど日々の業務連絡への本格活用を開始した。調査は同年10月から24年9月末まで実施した。
 
 まず、以前は医師や看護師、その他スタッフ間での情報共有や勤務交代時の申し送りなどを口頭や電話、紙で行っていたのに対し、院内の主な連絡手段をチャットワークに変更した。
 
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