ZIPCARE(東京都千代田区)は、次世代型見守りロボット「まもる~のSHIP」の発売(9月初旬に予定)に先駆け、無料モニターの募集を8月1日から開始した。
まもる~のSHIPは利用者のベッドに設置することで、睡眠やバイタル(脈拍・呼吸)、離床、居室内環境(温度・湿度・照度・気圧)を的確にとらえて通知する介護施設向け見守りロボット。
通知内容は利用者の自立度やライフスタイルに合わせてカスタマイズできる。スタッフが居室を訪れなくても、利用者の異変を察知し、リアルタイムに必要な情報だけを知らせる。
パソコンで確認すると、施設全体の安否確認を一目で行うことができるため、巡回などの介護業務の最適化が図れる。
新機能として、チャット・インカム・カメラの各機能を追加した。チャット機能とインカム機能は、情報伝達・共有ツールとして活用できる。
カメラ機能は居室内の異常を検知し、遠隔からでも状況確認ができることで、スタッフの負担を軽減する。
また、システムのクラウド化によって、利用者の家族もアプリケーションをインストールすることで、利用者の現在の状況をリアルタイムで把握でき、介護施設との情報共有が可能となった。
さらに、見守りロボットと職員同士のコミュニケーションツールを同じ端末に集約することで、今まで煩雑だった業務を1つのデバイスとアプリケーションで完結し、より効率的に介護業務を行えるようになる。
無料モニターの募集は8月31日まで。貸出期間は原則2週間程度となっている。