エクサウィザーズ(東京都港区)は介護記録AIアプリ「CareWizハナスト」に、パラマウントベッドの見守り支援システムとの連携機能を追加した。
ハナストと見守り支援システムが連携することで、体動センサーのさまざまな情報を、ハナストのアプリで受け取ることが可能になる。
情報を受け取ったスタッフは、ハナストのアプリ画面で業務を遂行しながら確認。これにより、スタッフが逐一利用者の居室に出向いて状況を確認する回数を削減できる。
利用者の睡眠から覚醒、睡眠・覚醒から起きあがり、睡眠・覚醒・起きあがりから離床への移行と、呼吸数・心拍数が設定値を外れて一定時間が経過という情報を、あらかじめ見守り支援システム側で設定。それを体動センサーで検知して、ハナストアプリに表示し、通知音で知らせる。
今回の連携機能を介護現場の人材不足という社会課題の解決に生かすため、利用現場での導入も積極的に進めており、介護施設事業者のスマイル(神奈川県横須賀市)の施設に3月中旬以降、試験的に順次導入。他の事業者にも提案し、拡大していく計画だ。