介護・福祉用品「αPLA(アルファプラ)シリーズ」を開発・製造・販売するタイカ(東京都港区)は、床ずれ防止マットレス「アルファプラ FⅡ-W」の改良版=写真=の取り扱いを12月20日から開始した。
アルファプラ FⅡ-Wは「アルファプラF」のリニューアル製品として開発された「アルファプラFⅡ」に、抗菌・抗ウイルスのW加工を施した。
新型コロナウイルスのウイルス力価を99.9%低減、デルタ株についてもウイルス力価99.7%低減による不活化を実証している。
アルファプラFⅡは従来品の体圧分散性能・快適性・安全性を保ちつつ、介助や自身によるマットレス上での動きを可能な限り妨げないように、新たな機能を導入した。自分で動く意欲を支え、寝返りをサポートする。
硬さや弾力の異なる素材を組み合わせた特殊構造により、寝返り時に必要な下肢の回転を従来品より容易に行うことができる。
独自の加工と素材で、従来難しいとされていた体重の軽い人から重い人まで、ストレスの少ない寝姿勢を保持しながら床ずれを防止する。
無膜ウレタンフォームが熱をすばやく放散し、暑さによるムレを蒸れを軽減。一般的なウレタンマットレスに比べ、熱の放散性能が30%以上向上させた。
抗ウイルス+抗菌・通気カバータイプと抗ウイルス+抗菌・撥水・防水カバータイプの2種類があり、後者は来年1月中旬からの出荷となる