日本財団が設置し、東京都が運用を行っている「日本財団災害危機サポートセンター」(京都品川区東八潮)の140室ある個室型プレハブハウス=写真=の一部に、9月9日から酸素濃縮器が導入された。
酸素濃縮器と、資材置き場・作業スペースとして使われている大型テントにモニターが導入されたことで、入院中酸素投与が必要だった陽性者の症状が軽快した際、医師の許可のもと同施設への受け入れが可能となる。
日本財団災害危機サポートセンターは、船の科学館駐車場敷地内に個室型プレハブハウス140室150床を設けたもので、昨年10月から東京都が宿泊療養施設として運用を行っている。当初は同財団パラアリーナ内にもベッドが100床あったが、今年4月にアリーナに戻った。
酸素濃縮器(左)とモニター
個室型プレハブハウスはワンルームで、テレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機、Wi-Fiなどが完備され、ペットの同伴もできる。大型テントでは、モニターで医療従事者が陽性者の容態をモニタリングする。