■施設での医療と介護
社内で話していても、病院と施設の区別がつかない人が少なくない。医療と介護の…
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少子化対策がホットだ。合計特出生率は2021年には1.30と6年連続で低下した。2022年の出生数は80万人を割り込んだ。すわ一大事というわけだ。
何を今ごろ言っているのかと思う。少子化の傾向は長らく変わっていない。対策に取り掛かるのが30年くらい遅いのである。
しかも、政策のピントがずれている。対策の1丁目1番地は現金給付なのである。政策立案をする高齢の男性政治家に課題への共感がないからではないか、という指摘がある。
子育ての孤独も、仕事と子育てを両立する苦しさも、貧困も、自分では経験したことがない人たちだからだ。
■伝統的家族観への回帰を期待?
さて、児童手当の拡充である。現金を配りたがるのは、選挙を控えた政治家の常ではある。
加えて、今回は伝統的家族観への郷愁も垣間見える。短時間労働や育児休業に現金給付を上乗せして…
新型コロナウイルスをめぐる政策に混迷の色が濃い。医療者や保健所が重症患者に神経をすり減らしているのに対して、一般市民は相当にコロナ慣れしてきている。
■検査待ち
あれ?と思ったのは、テレビの映像だった。第7波に入り…
降ってわいたようなマスク騒動だった。いや、そういう表現は不適切かもしれない。多くの人はもう、マスクに嫌気がさしていたのだろう。
新型コロナウイルス対策のマスク着用が海外では緩和され、ノーマスクで歩く人がテレビで大写しになる。それなのに、日本では…
新型コロナの話になると、全国紙もテレビも冷静さを欠いている(もちろん弊社もだ)。例えば全国紙の場合、平時だったら、1メーカー発のワクチンや薬のニュースがこんなに大きく取り上げられることはない。
■紙面にあふれる企業名
記者は通常、全体のバランスを考えて、1社の情報だけで記事を作らないからだ。経済面や企業面ならまだしも…
大手介護事業所の経営者に訪問介護の賃金が安い理由を聞いたことがある。その経営者が挙げた1つが出来高制の介護報酬で、もう1つが税制の扶養基準だった。「フルタイムで雇いたいし…
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