オプションパーツを大幅値下げ イノフィス

2021年 1月 6日

 イノフィス(東京都千代田区)は1月5日から、「マッスルスーツEvery(エブリィ)」のオプションパーツ計14点の価格を最大70%値下げした。

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、Everyを複数の作業者が使う場合やカバーの洗濯頻度を上げるためなどとして、「本体カバー」や「肩ベルト」などのオプションパーツの購入を検討する顧客が増えている。

 こうした状況を受け、オプションパーツを値下げして購入

外装一式

     外装一式

しやすい環境を整えることで、新型コロナウイルス対策に貢献することにした。値下げ率は肩ベルトが65%、腰ベルトバッドが69%、腿パッドカバーが70%、本体カバーが55%、外装一式が63%となっている。

 Everyは重い物を持ち上げる、人を抱え上げる、中腰姿勢を保つといった作業時に、腰の負担を低減するアシストスーツ。14万9600円(税込)という、同社従来品に比べ3分の1以下の価格を実現した。

 最大25.5kgfの補助⼒で動作をアシストする機能はこれまでと変わらず、重量は3.8kgでマッスルスーツ最軽量となっている。介護・製造・物流・建設・農業などの作業現場での使⽤のほか、家庭での介護や家事、家庭菜園や冬の雪かきなど、さまざまなシーンで使われている。

このカテゴリーの最新の記事

このカテゴリはメンバーだけが閲覧できます。このカテゴリを表示するには、年会費(年間購読料) もしくは 月会費(月間購読料)を購入してサインアップしてください。

「ころやわ」に離床報知機能を備えた新製品🆕

 Magic Shields(静岡県浜松市)は高齢者の転倒骨折リスクを低減する床「ころやわ」のラインナップに、離床を報知する機能を備えた新製品「ころやわマットセンサー」の受注を開始した。  2020年の発売以来、600施設を超える医療・福祉施設で導入されている骨折予防床ころやわに、離床を報知する機能を追加した。  離床を報知するセンサーに、ころやわの特徴である、「衝撃吸収性」と「歩行快適性」が加わることで、転ばせないための「一次予防」と、転んだとしても寝たきりにつながる大腿骨骨折や外傷リスクを低減する「二次予防」が可能となった。...

佐賀で子どもホスピス開設へ 制度対象外児も支援

 一般社団法人SAGAこどもホスピス(荒牧順子代表)は、佐賀県に県内初となる子どもホスピス「SAGAこどもホスピス」を開設する。  「LTC(生命を脅かされている状態)」にある子どものほか、医療・福祉サービスの対象外になっている子ども、きょうだい児まで幅広く利用できる仕組みを整えたこどもホスピスを実現する。  医療提供度が高く、制度内・外の子どもを受け入れ可能な施設は日本で初めてという。2025年中の開所を計画している。...

Chatwork活用による医師らの負担軽減を確認

 kubell(東京都港区)は武蔵台病院(埼玉県日高市)と共同で「DXによる医師および医療従事者の負担軽減とその効果に関する調査」を行い、ビジネスチャット「Chatwork(チャットワーク)」などのICTツールを活用することで、医師・医療従事者の負担が軽減することを確認した。
 
 生産性向上により入院患者のケアや見守りの時間が増加したことで、医療の品質が向上したことも明らかになった。
 
 同病院では2020年4月から全職員300人がチャットワークを利用しており、22年11月に医療・看護体制の見直しに際し、チャットワークの利用方法をアップデートし、申し送りなど日々の業務連絡への本格活用を開始した。調査は同年10月から24年9月末まで実施した。
 
 まず、以前は医師や看護師、その他スタッフ間での情報共有や勤務交代時の申し送りなどを口頭や電話、紙で行っていたのに対し、院内の主な連絡手段をチャットワークに変更した。
 
 これにより、回復期病棟を担当する医師4人の22年10月と24年5月の1日当たり平均比較で、医師1人当たりのPHS平均着信回数が31.5回/日から5回/日となり…

自治体向けに「オンライン受診相談サービス」

 KDDIとファストドクターは、KDDIが運営する「スマホdeドック」の付加サービスとして、自治体・企業・健康保険組合向けに「オンライン受診相談サービス」を提供することになり、導入する自治体の第1弾として、香川県高松市で10月1日からサービスを開始した。  スマホdeドックは血液検査セットとウエブサービスを組み合わせ、自宅にいながら一般的な健康診断と同等の検査が行えるサービス。検査結果で「C/D」判定を受けた人を対象に、KDDIからオンライン受診相談の案内メールを送信する。...

がん服薬アドヒアランスの評価で共同研究

 がん研究会有明病院(東京都江東区)とスズケンの子会社コラボプレイスは、同社が開発した服薬管理システム「CubixxDT(キュービックスDT)」を使い、服薬アドヒアランスの評価を行う共同研究を開始した。  服薬アドヒアランスとは、患者が医療従事者の指示や治療計画に基づき治療を受けること。特に薬物治療でアドヒアランスが低い場合、治療効果が十分に得られない可能性がある。  キュービックスDTは、治療薬を充填する専用服薬パックと、データをサーバーに自動送信する専用通信機器で構成されている。...

1週間無料でお試し購読ができます  詳しくはここをクリック

新着記事は1カ月無料で公開

有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題

*1年間は1万1000円(同)

〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料

【アーカイブ】テーマ特集/対談・インタビュー

コラム一覧

【アーカイブ】現場ルポ/医療介護ビジネス新時代

アクセスランキング(10月21-27日)

  • 1位
  • 2位
  • 3位 90% 90%
メディカ出版 医療と介護Next バックナンバーのご案内

公式SNS