3)高齢化の進行
少子化、人口減少についてはこれくらいとして、高齢化の問題に移ります。これも皆さん、耳にタコができるくらい聞かされているのではないかと思います。
昨年9月の敬老の日にちなんで発表された統計によると、65歳以上の高齢者人口は 3640万人で…

3)高齢化の進行
少子化、人口減少についてはこれくらいとして、高齢化の問題に移ります。これも皆さん、耳にタコができるくらい聞かされているのではないかと思います。
昨年9月の敬老の日にちなんで発表された統計によると、65歳以上の高齢者人口は 3640万人で…
梅雨の季節になりました。今年も早めに桜が咲いたと思ったら、もう紫陽花が雨の中美しく咲いています。気候変動が温暖化とともに地球に影響を与えているのでしょうか? 線状降水帯予測が気象観測に現れ、異常気象が日常となりつつあります。
■調剤報酬改定に戸惑う
自然現象ではない診療報酬も、急速な世界の変化であるDX化やSDGsの洗礼を受けているようです。DXもSDGsも、少し前までは遠いアメリカ・ヨーロッパのことで…
「少子高齢化と人口減少」、これは平成時代の「見えない変化」だと思います。
今、ロシアがウクライナに侵攻していますが、ソ連が消滅したことに遠因があります。平成の時代の30年間を振り返ると、消費税導入が元年(1989年)4月にありました。同年12月29日(この年の「大納会」)、東京証券取引所の日経平均株価(終値)が…
■これは患者の意思決定なのか
地域包括支援センターから紹介されたAさん(74歳男性)は軽い認知症がある。そして糖尿病である。検査値はHbA1cが14.7%、空腹時血糖値は750mg/dLとどちらもかなり高い。明らかに重い糖尿病なのだが、合併症はなく…
■「住まい系」の実態把握はマクロとミクロで
2019年に示された第8期事業計画の基本指針で、国は保険者に対し、住宅型有料やサ高住の設置状況の記載を求めました。一部の住まい系事業者が、十分なアセスメントがないまま、画一的なケアプランで…
■ほっこりする文章
医療政策などを日頃考えている人が読めば、ほっこりする文章がある。とても長くなるが、その分幸せな気分になってもらいたいので長文を紹介させてもらおうと思う。
(運営方針)
・ 参加法人間において地域に必要な診療機能、病床規模の適正化を図り、将来を見据えた医療需要に対応できるよう業務の連携を進め…
久しぶりに多くの観光客でにぎわう京都です。春になると、当たり前のように花が咲き、まぶしい新緑でいっぱいになる木々を見ていると、不思議と背筋を伸ばして、前を進もうと元気をもらえますね。
2025年の地域包括ケアシステム構築に向けて、次回2024年は、介護報酬とのダブル改定を迎えます。そして、2022年度の診療報酬改定は…
新型コロナウイルス報道で、高齢者施設の感染がしばしば取り上げられる。だが、そもそも「高齢者施設」が日頃、どんな課題を抱えていたのか、ほとんど知られていなかったんだなぁ、と思い至った。
■施設での医療と介護
社内で話していても、病院と施設の区別がつかない人が少なくない。医療と介護の…
現代医療では、患者の意思決定を尊重する。病気をどう治療するかを決定するとき、医療側は患者に対し、病気やその治療について説明を尽くす。患者はそれらを十分に理解したうえで決定し、医療側は…
■プラス改定を否定
財務省の議論は、予算編成において医療費予算が特別扱いされていることからスタートする。
各省が毎年8月31日までに「概算要求」を提出するところから、次年度の予算編成作業が始まる。そもそも予算の議論は前年同額からスタートし…
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