■先行き不透明な中での地域づくり戦略の再検討
2020年4月の緊急事態宣言で、高齢者の「通いの場」の多くは休止に追い込まれました。宣言解除後には、住民主体だからと自発的に再開した場もあったものの……
【筆者紹介】岩名礼介(いわな・れいすけ) 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社主席研究員、共生・社会政策部長
自治体支援を専門とし、在宅医療・介護連携推進事業や生活支援体制整備事業、介護保険事業計画などのコンサルティング・研修に携わる。
このカテゴリーの最新の記事
■データ分析の時代の戸惑い
大量のデータを前に途方に暮れる。
果敢にデータ分析に取り組んだ自治体のよくある姿です。「とりあえずデータ分析」というアプローチは、しばしば「データはいっぱいあるけど、何を見たらよいか、わからない」という状態を招きます。私も、委託事業で分厚いデータブックを作ったことがありますが、作った当人たちには発見が多くても、現場レベルでの活用には課題が残ることが少なくありません。
データ分析は、地域マネジメントや課題分析に不可欠なこともあり、特に、国が中心になってデータベースの構築を進めてきました。「介護DB」や「見える化システム」、国保のKDBなどが実装され、私たちコンサルタントにとっては、かなり便利になっています。現在は、さらにリハビリテーション関係の「VISIT」や……
1週間無料でお試し購読ができます 詳しくはここをクリック
新着記事は1カ月無料で公開
有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題
*1年間は1万1000円(同)
〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料
コラム一覧
アクセスランキング(4月29日-5月5日)