第1回 新型コロナをチャンスととらえて 今できる最大限のことを考えよう(上)

2020年 7月 13日

■今年も例年通り伏見稲荷で初詣
 皆さん、はじめまして。
 2040年、81歳になっている私は、どんな生活を送っているでしょう(笑)。もしかしたら、こちらの世界にはいないかもしれないですね。
 前職の大学病院を退職して、起業独立して今年は、9年目に入ります。
 一人暮らしの私は、1月1日の朝、京都の伏見稲荷神社へ、訪問看護をやっているナース仲間と、初詣に行っています。混み始める前の5時に集合です。
 彼女たちは、病院併設の訪問看護から独立して、「訪問看護事業所」を立ち上げ、経営しているいわゆる社長さん。毎年「商売繁盛」を祈願しているわけです。  私は、健康で、講演会等に行けますように。そして日本のあちこちの地域にあった地域包括ケアシステムができて……
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第9回 かかりつけ医機能は多職種のチーム

  新田國夫医師の連載「治し、支える」の中で、「本来のかかりつけ医」について書かれています(第23回)。共感しながら、医師一人ではなく、「かかりつけ医機能」を提供できる多職種チームで実践していくことだろうなと、感じています。
 治す医療と支える医療は、人生を生きる人にとって、連続したものであるはずなのに…

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第8回 外来患者に対しても在宅療養を見据えて

 久しぶりに多くの観光客でにぎわう京都です。春になると、当たり前のように花が咲き、まぶしい新緑でいっぱいになる木々を見ていると、不思議と背筋を伸ばして、前を進もうと元気をもらえますね。
 2025年の地域包括ケアシステム構築に向けて、次回2024年は、介護報酬とのダブル改定を迎えます。そして、2022年度の診療報酬改定は…

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第7回 実践事例を時間軸で振り返るケーススタディ

 2022年、新しい年が明けました。雪が多い冬ですね。恒例の伏見稲荷への初詣も雪景色でした 。当たり前の風景が、決して当たり前ではないということ。感謝の気持ちでお詣りしました。
 昨年秋、大切な人を、事故で亡くしました。
 ターミナル期のないお別れ、喪失が、残された人間の生きようとする力…

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第6回 あなたの思いを探る――人生を遮断しない入院医療

 退院支援が必要な患者へ伝えられる医師からのIC(インフォームドコンセント)内容は、つらいニュースです。コロナ禍で、家族面会の制限があり、このようなつらい説明さえ……
【筆者紹介】宇都宮宏子(うつのみや・ひろこ) 在宅ケア移行支援研究所宇都宮宏子オフィス代表
訪問看護師や大学病院の退院調整看護師として研鑽を積み、2012年に在宅ケア移行支援研究所を設立。「退院支援の伝道師」として活躍する。

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第5回 「退院支援の3段階」の第1ステップ

■地域包括ケア時代、病院の機能も変わった
 「あの看護師さんが紹介されたら、もうアカンらしいでぇ」。
 私のことが、そんなふうに患者さんの間で噂されている。病棟看護師が申し訳なさそうに教えてくれた時は、さすがの私もショックだったなぁ。積極的な治療が困難になった肺がん患者の退院支援が多く依頼される病棟だったので……
【筆者紹介】宇都宮宏子(うつのみや・ひろこ) 在宅ケア移行支援研究所宇都宮宏子オフィス代表
訪問看護師や大学病院の退院調整看護師として研鑽を積み、2012年に在宅ケア移行支援研究所を設立。「退院支援の伝道師」として活躍する。

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