第11回 安倍・菅内閣の終焉と岸田新総裁の誕生

2021年 10月 4日

 9月29日の自民党の総裁選挙で岸田新総裁が選出された。その直後、新政権の正式発足前に本稿を執筆している(以下、敬称は略させていただく)。
■社会保障は政治そのもの
 いろいろな大学に頼まれて社会保障の講義をする機会がある。そこでは社会保障の目的や機能について…
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第12回 年金制度をめぐる私見――国民皆年金60周年④

 ■2040年の年金と上がる保険料
 民主党の参議院議員であった故・今井澄さんは、最後の著書『理想の医療を語れますか』(2002年、東洋経済新報社刊)で「社会保障の樹」という図を示しています。この図は、年金という幹に医療・介護の枝が伸びるということを表しています。2004年の年金制度改正前の著書であり…

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第12回 年金制度をめぐる私見――国民皆年金60周年③

■年金の現在と未来を考える
 最後に、年金についての私見を述べてみたいと思います。
 ●社会保障における位置づけ
 最初に社会保障における年金の位置について確認しておきましょう。2020年度の社会保障給付費は126.8兆円で、国内総生産の22.2%となっています。年金は57.7兆円で…

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第12回 年金制度をめぐる私見――国民皆年金60周年②

■年金改正を担当して
 以上、私の年金行政との関わりについて述べさせていただきましたが、年金改正を担当して痛感したことを述べてみたいと思います。それは、以下の5点です。①改革には時間がかかる②先送りされがちな「財源の確保」③皆年金という高いハードル…

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第12回 年金制度をめぐる私見――国民皆年金60周年①

 11月30日は「年金の日」である。また、本年は1961年に国民皆年金が達成して60年周年に当たる記念すべき年である。そのためか、筆者のところにも年金の調査・研究・啓発を行う団体から講演の依頼があり、年金について私見を述べることとなった。以下は…

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