■地域全体の介護予防を目指す
――新井社長インタビュー
小中学生、若い女性、30歳以上の男女、65歳以上の高齢者。P2Mグループは、地域を担うさまざまな年齢の人の身体・健康づくりを一手に引き受ける。その運営会社は銭湯をルーツとし、デイサービスや小多機など介護事業所を幅広く展開する有限会社新井湯だ。介護事業で地域の高齢者をケアするうちに介護予防の重要さに気づき、そこから、若い世代からの身体づくり・運動習慣こそが健康寿命を延ばす、と事業を発展させた。新井重雄社長が、地域や事業への思いを語る。
■これまでなかった介護予防を提供したい
ここのマシン、すごいでしょう。その辺にある介護予防のマシンとは全然違います。値段も10倍違いますけど、“今日は何を何キロで何回やった”という記録が全部残ります。これは画期的です。今、実現させたいと思っているのは、65歳以上で一般介護予防事業に半年参加した人が……
〈P2M joiru〉の記事一覧
あらゆる年代の人の健康づくりを引き受ける地域密着型ジム(上)
東京・品川 フィットネスジム P2M joiru(ピーツーエム ジョイル)
正面入り口から室内に入る。整然と並んでいるのは、ドイツ・milon(ミロン)社製の真新しいマシンだ。
この10月にオープン予定の、30歳以上に限定したフィットネスジム「P2M joiru(ピーツーエム ジョイル、以下joiru)」を訪問した。P2Mは東京・品川に展開する小規模ジムのグループで、これまで「フィットネス・ラボP2M(以下P2M)」「P2M JUNIOR(ジュニア、以下JUNIOR)/Runway(ランウェイ、以下Runway)」の2店舗が稼働している。大手が全国展開するフィットネスとは一線を画す、いわば地域密着型ジムである。
■カード1枚で負荷やシートを調整
joiruに入会すると、まずICカードが1枚支給される。測定装置ミロナイザー(写真2)にカードをセットして少し離れて立てば、ユーザーの手足や胴の長さ、関節の位置がスキャンされる。決められたポーズで身体を動かせば……
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