〈医療的ケア児〉の記事一覧
第31回 医療的ケア児も地域包括ケアでみる

第31回 医療的ケア児も地域包括ケアでみる

■「うちの子にはかかりつけ医が3人」
 子どものかかりつけ医をどう考えるか、未就学児や小学生の母親たちに聞いたことがある。
 
 ある母親は「うちの子にはかかりつけ医が3人いる」と答えた。予防接種を受けさせるクリニック、発熱したら受診させるクリニック、受傷したとき連れていくクリニック。自宅から行ける範囲のそういうクリニックを、ネットで調べたという。
 
 この母親にとって子どものかかりつけ医の役割は、予防接種や熱やけがへの対処に限定されているようである。
 
 この母親に限らず、小さい子の親御さんは20代や30代であることが多いだろうから、「なんでも相談できるかかりつけ医」という存在そのものが身近に感じられないのかもしれない。なんでも相談できるのは、友人たちか。
 
 なんでも相談できるかかりつけ医が子どもにも必要であることは、言うまでもない。ただし、高齢者のかかりつけ医(機能)とは切り離して議論する必要がある。
 
 子どもの日常生活は成長と隣り合わせで、教育も必須だ。親など周囲のおとなとの関わりも重要で、これらは健康にも大きく作用する。
 
 子どものかかりつけ医(機能)にはこうした視点が欠かせない。高齢者のかかりつけ医(機能)に必要な視点とは全く異なる。高齢者と子どもには、病気やけがといったイベント発生時のみならず…

この記事は有料会員のみ閲覧できます。

ホームホスピス宮崎の新たな一歩は 医療的ケア児支援が中心の「全世代型支援」(1)

ホームホスピス宮崎の新たな一歩は 医療的ケア児支援が中心の「全世代型支援」(1)

髙橋紘士さんがゲストを招き、医療・介護や社会保障を縦横に語り合います。
今回は、ホームホスピス宮崎(HHM)・市原美穂理事長と、HHMの訪問看護ステーションぱりおん・堤育子所長をお招きした鼎談です。
■中核は医療的ケア児への支援
髙橋 2021年10月、ホームホスピス宮崎が総合在宅支援の複合施設「HALE(ハレ)たちばな」(https://www.hale-tachibana.jp/)を立ち上げました。私はオープン直後に現地に伺って拝見し…

この記事は有料会員のみ閲覧できます。

1週間無料でお試し購読ができます  詳しくはここをクリック

新着記事は1カ月無料で公開

有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題

*1年間は1万1000円(同)

〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料

【アーカイブ】テーマ特集/対談・インタビュー

コラム一覧

【アーカイブ】現場ルポ/医療介護ビジネス新時代

アクセスランキング(1月5-11日)

  • 1位
  • 2位
  • 3位 90% 90%

公式SNS

メディカ出版 医療と介護Next バックナンバーのご案内