在宅向け介護用ベッド新製品発売 パラマウント

2025年 8月 20日

 パラマウントベッドは在宅向け介護用ベッドの新製品「楽匠Fit(フィット)」シリーズを8月末に発売する。

 2020年8月に発売され、累計販売台数23万台を超える主力製品「楽匠プラス」シリーズの後継機種で、在宅の療養環境の質をさらに高めることを目的に開発した。

 製品には再生された樹脂材を含有した樹脂ボードを採用。広域認定制度を活用して回収した同社製の使用済み樹脂ボードを、新たな樹脂ボードへと再生する「水平リサイクル」によって実現したもので、水平リサイクル部品を採用したベッドとしては、日本初となる。

 ちなみに、広域認定制度とは製品の製造・加工・販売をした者製造事業者などが、広域で自社製品の廃棄物となったものを回収し適正処理するか、製品原料などにリサイクルすることを認める環境省の特例制度のこと。

 新シリーズは独自の背揚げ機構である従来のラクリアモーションを継承しながら、ずれ軽減と体圧分散を強化した新構造「フィットラインボトム」を採用した。骨盤をしっかり起こす背上げ構造や腰部のサポート形状により、背上げ時のずれ量を軽減し、安定した姿勢を保持する。

 また、ボトム臀部付近に搭載した凹形状は、仰臥位や背上げ時の仙骨部圧力にも配慮した設計で、床ずれリスクの軽減にも配慮している。

 新たに採用した「液晶タッチパネル手元スイッチ」は、片手操作にも配慮し、スマートフォンに近いサイズ感と持ちやすさを追求した。操作ボタンの表示やボタンサイズなどを1人ひとりに合わせて調整できる。高齢者の片手操作にも配慮したサイズ感で、操作時に振動するので直感的にわかりやすい設計とした。

 そのほか、足元の視界を開放する「パノラマデザイン」、停電時でも乾電池で背・膝の下げ動作を可能とするバックアップ機能も標準搭載し、介護者・被介護者双方の安心感に配慮した設計となっている。

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 同製品は開口部の前や通路の横断など、手すりが途切れてしまう場所でも、開閉式にすることで行きたい場所まで手すりをつなげることを目指している。
 
 今回は手すりの自重による落下を防ぐ緩衝ストップ機構(スイベルヒンジ)が、開閉時にうっかり手を離した場合にも、けがをするリスクを低減するという点が評価された。

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